おうざせん だいさんきょく

 渡辺王座に羽生二冠が挑む五番勝負の第3局です。



 後手番の渡辺王座が選んだのは雁木。
 初めて見ました。

 ところが3一玉や3三桂など角を狭くするような手が多く(攻めの手だとかは言われてましたが)最初から最後まで全くと言っていいほどいいところなく後手投了。

 渡辺1勝・羽生2勝となり、渡辺カド番・羽生王手となりました。


 勝因敗因は今回も先後の角だったように思います。

 後手の角は前述のとおり常に狭く、2四の位置を最後まで生かせる展開になりませんでした。

 先手の角は相手の△6五歩からの仕掛けから手順に角道が開け上手く活用できました。
 またこの仕掛けからの銀桂交換の駒損も1六桂や手渡しの間合いが絶妙で終始主導権は羽生二冠が握っていたように思います。


 渡辺王座としては仕掛けの△6五歩、羽生二冠としては▲9五金打がポイントだったように思います。



 渡辺王座のことなんで、

 「2つまでは負けらるんでしょ」

 と言うよりは、

 「3つ勝てばいいんでしょ」

 だと思いますので、この完敗の内容は後に引きずるようなこともなく第4局へ向かってくれることでしょう。


 羽生二冠も番勝負の戦いは心得ているでしょうから、一気に行くというような気持ちに捕らわれることもなく改めての第4局だと思います。


 第4局も熱戦を期待です。




(了)


※素人目線すみません。
by norimaxim_9981 | 2012-09-19 22:12 | きせん