ちゅうしょうぎ しきしへん

 島本町での中将棋公開対局では、

 「次の一手」と「勝利者予想」クイズがあり
 その景品が出演棋士による色紙でした。

 
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 伊藤明日香女流初段の色紙、
 「飛車を取られたって恐くない。だって龍王がいるからね!」

 そうです、中将棋には初めから龍王が配置されています。
 署名の(中将棋初心者)は対局後、神崎七段に、「中将棋中級者、名乗ってもいいんじゃない?今日はそれくらい素晴らしかったですよ」と言われていました。


 
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 牧野光則四段の色紙、
 「獅子来たる 麒麟の頭 トン死する」
 両者特殊な動きをする駒ですが、頭に利きのない麒麟の死角から獅子が飛んで来るイメージです。

 
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 「ジグザグに 盲虎の前進 ぎこちない」
 盲虎は上以外の8方向にヒトマスずつ進めます。ゆえにまっすぐ進むことは出来ません。

 
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 「酔象の 遥かなる夢 太子まで」
 酔象(スイゾウ)という駒が成ると(敵陣4段目に行くと)太子という駒になります。
 太子は王子、すなわち王様の身代わりです。
 つまり玉が詰んでも太子がいればまだ対局は終わりません。
 ただ歩みの遅い酔象が太子になるのも気の遠い話です。

 
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 「奔王に 翻弄されて 王手飛車」
 奔王(ホンノウ)はチェスでいうところのクイーンです。
 盤上での縦横無尽さは中将棋随一です。


 そして最後に、第八期中将棋名人の神崎健二七段の色紙、
 
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 「中将棋心得」、です。

 このなかでとくに、

 「横行の守り侮り難し」

 は正にそのとおりで、4段目で成ることが出来る中将棋において4段目の位置にこの横行(オウギョウ)を配置するのは守りのポイントです。
 将棋でいうところの飛車の横利きにあたります。


 「次の一手」を当ててこの神崎七段の色紙をいただきました。
 次の一手の用紙に「同猛豹」と書いたのは初めてでした。



 楽しいいち日でした。



(了)
by norimaxim_9981 | 2012-11-23 23:59 | イベント